と信じられており、赤米を蒸して神様にお供えする風習があったそうです。

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こんにちは、店長です。

なぜか、こないだ赤飯の話になったんですね。かつての日本は、幼児の死亡率が極めて高かったらしく、生後7日目に赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いする「お七夜」や、生後100日目に子どもが一生食べ物に困らないように願い、歯が生えるほど成長したことを祝う「お食い初め」などの行事で、赤飯を食べる風習が根付いたそうです。

お七夜とは誕生から7日目の夜に赤ちゃんの健やかな成長を願って行うお祝いである。平安時代からつづく民俗行事で、生まれた子に名前をつけて、社会の一員として仲間になることを認めてもらう儀式である。


また、地域によっては「凶を返して福とする」という「縁起直し」の意味を込めて食べることもあるそうです。色々、疲れたら赤飯を食べるといいかもしれませんね。

近頃、赤飯を食べる機会は殆どなかったように思えます。僕は青森出身なので甘い赤飯が普通でした。ここで話題になったのですが、地方によって赤飯の当たり前が違ったんです。

  • 北海道-甘納豆赤飯

  • 青森-砂糖を使用した甘めの味付け

  • 秋田-大量の砂糖を入れた非常に甘い赤飯

  • 新潟-醤油赤飯

  • 長野-花豆赤飯

  • 千葉-落花生赤飯

  • 東京-小豆の代わりのササゲ(小豆の親戚)

  • 福井-里芋赤飯

  • 徳島-ごま塩ではなくごま砂糖


子供の頃の赤飯は味気のない赤いご飯という印象が強く、ガッツリ系の子供は好んで食べなかったはずです。加齢により、だんだんと濃い味付けや量が苦行になりつつ、味付け控えめな赤飯は大人が嗜むものという認識です。

というわけで弊社ではこの時期大人気だったパルミジャーノリゾットに代わり、


こちらも人気です。赤い米ですね?

今年も残16日です。

クリスマス前、とりあえずうちの赤米でも食べましょうか?